唯野元弘/文
たごもりのりこ/絵
このお話の主人公のきつねとたぬきは、昔話ではいろいろなものに化ける動物の代表として頻繁に登場します。お互いをだまそうと競争し合う二匹、村の花嫁行列を見て当然のように相手が化けたものだと思い込んでしまいました。両者の勘違いにより引き分けでお話は幕を閉じますが、早合点による失敗の教訓を分かりやすく伝えてくれています。
【著作者プロフィール】
■唯野元弘(ただの・もとひろ)/山口県生まれ。福岡、京都を経て東京在住。保育園や小学校での読み聞かせのほか、昔話の再話や絵本の構成などにかかわる。作品に『きんいろのライオン』『あたまにかきのき』『なんにもせんにん』『きのこのばけもの』(以上、鈴木出版)などがある。
■たごもり・のりこ/骨董屋を経て絵本作家となる。絵本に『へやぼしズボンさん』(BL出版)、『ごっほんえっへん』(岩崎書店)、『猫の茶わん』(汐文社)、『どうぶつどどいつドーナッツ』『おいしいおほしさま』(鈴木出版)など多数。
シリーズ | こどものくに たんぽぽ版 |
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NDC | 913 |
判型 | 縦22.0×横21.0cm |
対象年齢 | 2~3歳児 |
体裁 | 並製 |
ページ数 | 24ページ |
発行 | 2024年1月号 |
シリーズ通巻 | 第37巻 第10号 |
備考 | |
税込価格 | 税込価格 440円(本体価格400円 消費税40円) |