くっつきました

内田麟太郎／作
高畠那生／絵

タコとだるまがくっつきました。
だってとってもすきでしたから。
そしてタコ・だるまちゃんはバラとくっついて…。

一体どうなるの！？

普通ならくっつかない、接点のないもの同士が、「すきでしたから」と、いとも簡単にくっついてしまいます。「好きだったから」というピュアな気持ちがあれば、きっと戦争も減るのではないかと内田麟太郎先生は言います。高畠那生先生の色鮮やかで大胆な絵とともにお楽しみください。

【著作者プロフィール】
■内田麟太郎（うちだ りんたろう）
福岡県生まれ。『さかさまライオン』（童心社）で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』（文溪堂）で小学館児童出版文化賞、『くじらさんのーたーめなら えんやこーら』（鈴木出版）で日本絵本賞受賞。その他の作品に『ともだちや』（偕成社）など多数。

■高畠那生（たかばたけ なお）
絵本作家。大胆な構図と鮮やかな色彩で知られる。『チーター大セール』（絵本館）、『バナナじけん』（BL出版）など作品多数。『カエルのおでかけ』（フレーベル館）で第19回日本絵本賞、『うしとざん』（小学館）で第68回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。