どうぶつ どどいつ ドーナッツ

もとしたいづみ／作
たごもりのりこ／絵

どどいつはあまりなじみがないかもしれませんが、江戸時代に一世を風靡しただけあって、七・七・七・五の調子は日本人には耳にここちよく、すんなり入ってきます。素材も、動物と食べ物ですから、身近です。それに加えて、今回は数え歌の要素も盛り込まれています。一番目の犬の場面はすべて「い」の文字で始まり、二番目は「に」、三番目は「さ」というふうに数字にあわせてあります。そして、動物の数も順番にふえていきますので、絵を見て数えて楽しんでくださいね。

【著作者プロフィール】
■もとした・いづみ／著書に「すっぽんぽんのすけ」シリーズ『わたしのかいじゅう』『なぞなぞごてん』（鈴木出版）『あかちゃんカンガルー』『あかちゃんペンギン』（ポプラ社）『あかさたなっちゃんのはつおんえほん』『ふってきました』「狂言えほん」シリーズ（講談社）など多数。

■たごもり・のりこ／骨董屋を経て、絵本作家・イラストレーターとなる。絵本に、『おったまげたとごさくどん』（作／サトシン 鈴木出版）『ごっほんえっへん』「ばけばけ町」シリーズ（岩崎書店）、紙芝居に『とうふこぞうとなっとうむすめ』（教育画劇）など多数。