はなびらが とんできた

いのうえたかお／作
つちだよしはる／絵

春の訪れをみんなで楽しむお話です。春といえば桜。動物たちは、桜をいろいろなものに見立てて遊びます。みんなが待ちわびた春の訪れを、柔らかなタッチで見事に描き出した一冊です。入園入学進級の季節にぴったり。耳に心地よい擬音とともに春の世界へ誘います。

【著作者プロフィール】
■いのうえ・たかお／1956年神奈川県生まれ。教職を経て農業、不動産管理などをして、今はボランティアが多い。作品に『ちゃんとできるよ』（ひかりのくに）『おちばがいっぱい』（フレーベル館）『Daddy’s Hands（おとうさんのて）』など。童謡作詞なども手がける。

■つちだ・よしはる／1957年山形県生まれ。中谷貞彦・千代子夫妻に師事。作品に『きいろいばけつ』（あかね書房）『げんききゅうしょくいただきます！』（童心社）『まほういろのえのぐ』『だあれ？だあれ？』（金の星社）『バレリーナマノン』（佼成出版社）など多数。