はるばるえんの あたらしいともだち

戸田和代／作
村田エミコ／絵

舞台はアフリカ。カバの園のお話です。転入生がやってきて、大騒ぎ。水遊びやどろんこが大好きというかばの特徴も取り入れた楽しい展開。木版画のほのぼのとしたカバがとっても魅力的です。遠いアフリカにもしかしたら「はるばるえん」がほんとうにありうかも、そんな気分になれる絵本です！

【著作者プロフィール】
■戸田和代（とだ・かずよ）／東京生まれ。子どものころから好きだった童謡が、童話への導きとなった。作品に『ぼくの三日坊主日記』『ないないねこのなくしもの』（くもん出版）『きつねのでんわボックス』（金の星社）『つきよのくじら』（鈴木出版）など多数。

■村田エミコ（むらた・えみこ）／東京生まれ。木版画家。年１～２回作品を発表しつつ、絵本・童話の挿し絵、装丁など幅広い分野で活躍。絵本の作品に『ももちゃんのおみせたんけん』（福音館書店）『よるのどうぶつえん』（大日本図書）『きんのおの』（鈴木出版）など。