みかんの つくりかた おしえます

やまね もりこ・拓 新太朗／作
宮西達也／絵

作者のやまねもりこ先生は、子どものころからみかんが大好きで「空からみかんジュースの雨が降ってきたら最高だなあ」と思いながら、このお話を書いたそうです。縦長のダイナミックな画面を生かした宮西達也先生の絵がとても魅力的で、お話の世界に引き込まれます。読み終わった後、みかんが食べたくなる楽しい絵本です。

【著作者プロフィール】
■やまね・もりこ／愛知県生まれ千葉県在住。本作で有田川町絵本コンクールテキスト大賞受賞。絵本に『おむすびころりん』（大創出版）がある。日本児童文芸家協会絵本テキストグランプリ『こまいぬそつぎょうします』審査員特別賞受賞。山登りが好き。
■拓 新太朗（たく・しんたろう）／1956年生まれ。『こぶたのプクはちゅうしゃがきらい』『かくれんぼ』（以上、教育画劇）、『ふしぎなもみのき』（シーアール）などがある。

■宮西達也（みやにし・たつや）／日本大学芸術学部美術学科卒業。『ふしぎなキャンディーやさん』（金の星社）で第13回日本絵本賞読者賞受賞。ほかに『にゃーご』『おっぱい』『うんこ』（以上、鈴木出版）、『おまえうまそうだな』（ポプラ社）、『おとうさんはウルトラマン』（学研）など多数。