もようで ぱっ！

かしわらあきお／作･絵
辻晶／監修

絵本の右にある透明のフィルムを引くと、イラストが「ぱっ! 」と変化する不思議な赤ちゃんのためのしかけ絵本。『もようでぱっ! 』は、いろいろな模様が登場しながら、絵と色の変化が楽しめます。「何に変わるのかな」と一緒に声かけしながら予測してみましょう。予測脳力を磨くことが言葉の習得につながります。東京大学IRCN赤ちゃんラボの辻研究者の解説付き。
保育現場でも大活躍のマジックスクリーンという不思議なしかけを使った赤ちゃん絵本。右側の透明のシートを引っ張ると絵や色が変わります。大人が絵本を「あれれ？」と読みながら勢いをつけて引っ張ってあげると、驚きも楽しさも倍増することでしょう。赤ちゃんをお膝の上に座らせて一緒に手を持って引っ張るのも楽しいです。

【著作者プロフィール】
■かしわら・あきお／新しいこと好き。ワクワク好き。アイデアマグマ、常時噴火中。自らのイラストを素材にデザインを展開し、ひとつの世界観をつくり出す達人。キャラクター開発、動画制作、ブックデザイン、商品企画など、幅広い分野でその技をいかんなく発揮中。著書に、『ぱくぱくさん』『かたまりさん』（鈴木出版）、0歳からのはじめて絵本『しましまぐるぐる』（学研プラス）、頭のいい子を育てるプチ『あかちゃんごおしゃべりえほん』（主婦の友社）など多数。

■辻晶（つじ・しょう）／東京大学IRCN主任研究者。IRCN赤ちゃんラボにて乳幼児の社会的環境が将来の読み書き能力の重要な前提となる言語習得に与える影響の解明に取り組む。世界経済フォーラム　ヤング・サイエンティスト2020に選出。