スノーベアとであったひ

サイード／作
マリーネ・ルーディン／絵
はたさわゆうこ／訳

少女とスノーベアの交流を、やさしいイラストで描いたハートフルファンタジーストーリー。子どものころの不思議な出会いを、ステキな一冊にしました。冬の夜の眠る前の読み聞かせに選びたい絵本です。クリスマスの贈り物にもぴったりです。

【著作者プロフィール】
■サイード（SAID）／イラン生まれ。1965年、17歳でミュンヘンに留学して政治学を学ぶ。1979年に一時帰国するも、再びドイツへ亡命。第二の母国語であるドイツ語で、叙情詩や散文を執筆。ドイツペンクラブの会長を務めた経歴があり、ドイツの優れた外国人作家に贈られるアーデルベルト・フォン・シャミッソー賞ほか、受賞多数。

■マリーネ・ルーディン（Marine Ludin）／パリ生まれ。南仏で育つ。ナンシー国立高等美術学校でグラフィックデザイン、ハンブルク応用科学大学でイラストを学んだ後、フリーのイラストレーターとしてドイツおよびフランスの出版社で仕事をしている。現在はハイデルベルク在住。

■はたさわ・ゆうこ／上智大学大学院文学部ドイツ文学科博士後期過程終了。現在、大学でドイツ語担当非常勤講師を務める。訳書に、児童文学『小さいおばけ』『小さい水の妖精』（徳間書店）、絵本『あおバスくん』（フレーベル館）、『うさぎ小学校』（徳間書店）などがある。