【新・10歳からのルール100】①友だち・学校のルール

１０歳からのルールを考える会／編集

話題作『10歳からのルール100』刊行から、2017年でちょうど10年になります。10年のあいだに、世の中はずいぶん変化しました。そこでルール全体を見直し、新たな100にまとめました。時代と関係なく普遍的で大切なルールと現代だからこそ必要になったルールを合わせて紹介します。小中学生はもちろん、大人も必読のシリーズです。１巻では、友だちや学校におけるルールを考えます。なぜそのルールが必要なのか、ルールを守らないとどうなるのか、いっしょに考えましょう。

【主なルール】

〈友だちのルール〉

約束を守る／友だちにも悪いことは悪いという／何かしてもらったらお礼をいう／借りた物はなるべく早く返す／仲間はずれをしない／自分がされたらいやなことは人にもしない／子どもだけでゲームセンターやカラオケに行かない／たいせつなことは直接いう　など

〈SNS・メール・インターネットのルール〉

チェーンメールが届いても友だちにまわさない／もらったメール・メッセージを勝手にほかの人に見せない／メール・メッセージは、相手のつごうも考えて、すぐに返事をもとめない／人の悪口をインターネット上に書かない　など

〈学校のルール〉

自分の仕事には責任を持つ／友だちだけでなく、みんなに親切にする／図書室の本の返却日を守る／きまりを守る／人の物を勝手に使わない／人の意見や考え方もそんちょうする／いじめを見たり、されたりしたら、勇気を出してやめてという／ぜったいにいじめをしない　など

【著作者プロフィール】
■１０歳からのルールを考える会／小学校教諭、児童書編集者、SNSなどに詳しいウェブライターで構成。