【社会でかつやくするイヌたち】 ①介助犬

こどもくらぶ／編・著
介助犬協会／監修

実際に犬たちと障害を持つ人々が生活している様子を、写真やイラストを使ってわかりやすく紹介。調べる際のヒントになる問いかけや、知っておくと役に立つ豆知識コーナーやコラム等もあり、使いやすい構成になっています。
子どもたちが自分に置き換えて考えることのできるような体験レポートを掲載。犬たちの活動を知ることで、自分たちにもできる福祉やボランティアについて考えてもらうことがねらいです。
普段はなかなか見ることのできない犬たちの厳しい訓練の様子。社会で活躍する犬たちがどのようにして誕生するのかを、写真を使ってていねいに解説しています。また訓練する人々の努力も、ぜひ知ってほしいポイントです。
本書で調べたことを、さらに福祉やボランティア活動等に発展させることができるような構成にしています。各団体のホームページや資料も充実。巻末には４巻共通の索引もあり、それぞれの犬たちの比較やまとめに役立ちます。

【著作者プロフィール】
■こどもくらぶ／田中ひろしを中心とする、子ども向けの書籍、雑誌をつくっている著者・編集者グループ。『ボランティア基礎のキソシリーズ（全５巻）』（今人舎）、『はじめてのボランティアシリーズ（全15巻）』『中・高生のためのボランティアガイド』（ともに同友館）など、ボランティア関係の本を多く発表している。そのほかに、『お金について考える』（鈴木出版）、『みんなが元気になるはじめての食育（全６巻）』（岩崎書店）などがあり、毎年40～50冊を発表。なお、こどもくらぶの名称は、雑誌「こどもくらぶ」（主婦と生活社）の名前に由来する。