般若心経を読む

紀野一義、松原哲明、青山俊董、酒井大岳、荒崎良徳、林屋友次郎／共著

現代日本仏教をリードする若者たちが語る『般若心経』講話集。般若心経の中からキーワードを挙げ、各々の体験を基に説いていく。般若心経全文・全訳・解説付き。

［品切中］

【著作者プロフィール】
■紀野一義（きの・かずよし）／1922年山口県萩市生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。真如会主幹。1958年印度学仏教学会賞、1967年仏教伝道文化賞受賞。著書に『般若心経・金剛般若経』（共著、岩波文庫）、『いのちの風光』『私の歎異抄』（筑摩書房）、『名僧列伝』（講談社学術文庫）など多数。
■荒崎良徳（あらさき・りょうとく）／1928年金沢市生まれ。駒沢大学文学部国文科卒業。石川県公立高校教員を経て、曹洞宗雲龍寺住職。児童養護施設林鐘園園長。著書に『修証義を読む』『花巡礼』『法華経を拝む』（３巻、いずれも国書刊行会）など多数。
■青山俊董（あおやま・しゅんどう）／1933年愛知県一宮市生まれ。五歳で長野県塩尻市の曹洞宗無量寺に入門。その後、駒沢大学仏教学部仏教学科卒業、同大学院修士課程修了。現在、愛知専門尼僧堂堂長、正法寺住職、無量寺兼務住職。後進の育成のみならず、一般への参禅指導・講演・執筆、さらには茶道・華道の教授として禅の普及に務めている。著書に『茶禅閑話』（中山書房仏書林）、『法の華鬘抄?法句経を味わう』（柏樹社）、『生かされて生かして生きる』（春秋社）、『道はるかなりとも』（佼成出版社）、『禅の智恵』（共著、鈴木出版）等多数。