きが くれた おくりもの

おおはし えみこ／作
高見八重子／絵

一本の木とりすの親子がくりひろげる生命の尊さを描いた物語。木が親子のために放つエネルギー、強さに、ほんとうの優しさとは何か、と考えさせられます。親子でじっくり読みたい一冊です。

【著作者プロフィール】
■おおはしえみこ（おおはし・えみこ）／東京都在住。日本児童文芸家協会会員。作品に『ぞうのヤッホー』『ダンプくんがどっしん』（ひさかたチャイルド）『どきどきくまさん』（フレーベル館）『もういちどあいたいな』『ねずみさんのすてきなおうち』（鈴木出版）など多数。
■高見八重子（たかみ・やえこ）／横浜生まれ。現在は東京渋谷で夫の設計による小さな家に夫と息子の三人暮らし。作品に『おむすびころりん』『いっすんぼうし』『へっこきよめさま』『ねずみきょう』（鈴木出版）『はるなつあきふゆもうひとつ』（銀の鈴社）など多数。