ステップブック3学期号の構成
園児用 年中用
本誌/定価1,257円+税
活動で実際に使う本誌です
教師用 年中用
・本誌/定価1,257円+税
各題材の前に『保育の進め方』や『環境構成』『援助のしかた』がひと目で分かる【ヒントボックス】がとじ込んであります。
・教師用ハンドブック/定価1,100円 (税込み)
ひとつの題材にとどまらず、保育そのものを深める資料が満載です。
教師用ハンドブック付録(クリックで拡大)
内容紹介
3学期号の本誌(年中版)を見てみましょう。
楽しい題材がいっぱいです。
1:『おにが きたぞ!!』
友だちといっしょに遊ぶことが楽しくなるこの時期。寒い時期だからこそ、戸外で存分に体を動かして、集団での遊びをおおいに楽しみましょう。節分の時期にもぴったりの題材です。
2:『みんなで あそぼう』
仲間集めやすごろく、こまなどといろいろな遊びをとおして、友だちと触れ合い、共感し合いながら、気づいたり、考えたり、工夫したりする題材です。
3:『はるだよ はるだよ』
枯れたように見える草や木も、よく見るとそこに春を待つ姿があることに気づきます。また、自分たちも春になると年長さんになるという期待感を高めていきます。
3学期の子どもの姿
【年中児】 教師用ハンドブックより抜粋
1月の子どもの姿
登園や遊び出しは順調で、休み明けを感じさせません。また、年賀状、初詣、お年玉など共通項がたくさんあるので、生活発表はおおいに盛り上がることでしょう。
《ことばの育ち》
年末年始は、親戚など多くの人たちと触れ合う機会があって、子どもにも4歳児なりの社会性が求められます。日常的には触れ合うことが少ない人とコミュニケーションを取るには、ことばの力が不可欠です。また、カルタ遊びを経験すると、取り上げられている事物や属性、文字そのものへの興味や関心が高まるでしょう。年賀状も「文字を読み書きできるようになりたい」という気持ちにつながります。
話しことばと書きことば、両方の力をつけ、周囲のさまざまな刺激を知的な興味につなげられるようになった子どもたちは、園生活のリーダーになる準備ができたといえるでしょう。
2月の子どもの姿
寒さの厳しい2月ですが、ときには予想外の春の兆しを見つけることもあります。子どもたちはもうすぐ年長組、当番の引き継ぎなどで徐々に自覚を高めていきます。
《比べたり調べたりする》
寒い日には霜柱集めや氷作りの実験が盛んに行われます。手がまっかになってもどろんこになっても、キラキラ輝く何層にも重なった霜柱は魅力的ですし、冷たくても反対側の景色をのぞいたときの氷の透明感は忘れられないものです。
一方で、木々の冬芽を見つけたり球根が芽を出したりと、自然の中で春の準備が着々と行われているのを目にすることもあります。 「暖かい」「寒い」という実感や氷の実験の成否と気温の関連、霜柱ができるわけなど、子どもたちの何げない発言や疑問を知的な興味へと導きましょう。
3月の子どもの姿
いよいよ進級に向けてのカウントダウンが始まりました。成長を実感し、自信を持って年長の4月が迎えられるように、3月の一日一日を大切に過ごしましょう。